「弾劾五賊」未来統合党から消える(ニュースde韓国語#103)

朴槿恵前大統領の弾劾を率い、保守陣営から「弾劾五賊」に挙げられた人物たちを総選挙で見ることができなくなった。
박근혜 전 대통령의 탄핵을 이끌면서 보수 진영에서 ‘탄핵 5적’으로 꼽혔던 인물들을 오는 총선에서 볼 수 없게 됐다.
いわゆる「弾劾五賊」は権性東(クォン・ソンドン)・金武星(キム・ムソン)・金聖泰(キム・ソンテ)・柳承敏(ユ・スンミン)未来統合党議員と、洪準杓(ホン・ジュンピョ)元代表だ。
이른바 ‘탄핵 5적’은 권성동·김무성·김성태·유승민 미래통합당 의원과 홍준표 전 대표 등이다.
5人が「弾劾五賊」に名を連ねることになった理由は様々だ。金武星議員は朴前大統領に対する弾劾世論を主導し、その後セヌリ党を離党して正しい政党を結党した。金聖泰議員は、国会の崔順実(チェ・スンシル)国政壟断特別委員会委員長として聴聞会での活躍が目立った。洪準杓元代表はその後、自由韓国党代表時代、朴元大統領を党から除名した。権聖東議員は、国会司法委員長として弾劾訴追委員だった。
다섯 사람이 탄핵 5적에 이름을 올리게 된 사연은 제각각이다. 김무성·유승민 의원은 박 전 대통령에 대한 탄핵 여론을 주도하면서, 이후 새누리당을 탈당해 바른정당을 창당했다. 김성태 의원은 국회 최순실 국정농단특별위원회 위원장으로서 청문회에서의 활약이 두드러졌다. 홍준표 전 대표는 이후 자유한국당 대표 시절 박 전 대통령을 당에서 제명 처리했다. 권성동 의원은 국회 법사위원장으로서 탄핵소추위원이었다.
彼らのうち金武星、柳承敏、金聖泰議員の3人は、総選挙不出馬を宣言し、いち早く選挙情勢から消えた。残りの2議員は、未来統合党の公認管理委員会から順にカットオフされた。
이들 중 김무성·유승민·김성태 의원 등 세 사람은 총선 불출마를 선언하면서 일찌감치 총선판에서 사라졌다. 나머지 두 의원은 미래통합당 공천관리위원회로부터 차례로 컷오프당했다. まず洪準杓元代表は、自分の故郷に出馬表明したが、公認管理委員会との対立で、慶尚南道梁山乙に地域区を一度変えた。しかし3月5日、公認管理委員会は洪元代表を公認から排除し、梁山乙を予備選挙地域として発表した。これを不服とした洪元代表は、キム・ヒョンオ公認管理委員長に対する批判を繰り返し、黄教安代表の決断を待っている状況だ。
먼저 홍준표 전 대표는 자신의 고향에 출사표를 던졌다가 공관위와의 갈등으로 경남 양산을로 지역구를 한 차례 바꾸었다. 하지만 지난 5일 공관위는 홍 전 대표를 공천에서 배제하고, 양산을을 경선 지역으로 발표했다. 이에 불복한 홍 전 대표는 김형오 공관위원장에 대한 비판을 쏟아내며 황교안 대표의 결단을 기다리고 있는 상황이다.
権聖東議員は10日、公認管理委員会からカットオフを通告された。統合党公認管理委員会は、権議員が当選3回の江原道江陵に、洪允植(ホン・ユンシク)元行政自治部長官をただ一人推薦した。発表直後、権議員は「公認管理委員会に再審を要請する」と述べ「江陵地域の申請者を対象に予備選を行い、最終公認が行われない場合、無所属で出馬する」と述べた。
권성동 의원은 10일 공관위로부터 컷오프를 통보받았다. 통합당 공관위는 권 의원이 3선을 지낸 강원 강릉에 홍윤식 전 행정자치부 장관을 단수 추천했다. 발표 직후 권 의원은 ”공관위에 재심을 요청한다”며 ”강릉 지역 신청자를 대상으로 경선을 해 최종 공천이 이뤄지지 않을 경우 무소속으로 출마하겠다”고 말했다.
偶然にも、朴前大統領が弾劾されて3年になった今日(3月10日)、権議員を最後に、弾劾五賊の総選挙の日程がひとまず終わった。
공교롭게도 박 전 대통령이 탄핵된 지 3년이 된 오늘 권 의원을 끝으로 탄핵 5적의 총선 일정이 우선 마무리됐다.

原文:


ちょっと用語解説

오적【五賊】

元々は을사오적(乙巳五賊)といい、1905年の第2次日韓協約締結(韓国の外交権剝奪など日本の保護国化)を推進した韓国側の大臣5人を批判して言った言葉です。

その後「5人の悪者」という意味でよく用いられるようになり、有名なところでは詩人の金芝河が1970年、雑誌『思想界』に「五賊」という詩を発表し、「財閥、国会議員、高級公務員、将校、長官・次官」を指して、当時の韓国に蔓延した不正腐敗の象徴として糾弾し、政権によって発売禁止となり、金芝河や編集者が逮捕・投獄される事件となりました。

컷오프(Cut Off) 

選挙の党公認を争う予備選から排除されること。

韓国の総選挙は、与野党とも「大胆な変化」を打ち出すことが多く、党名やイメージカラーの変化が起きます。その中で最も大きいのが물갈이(田んぼの水の入れ替え)と言われる候補者の入れ替え。政党の公認は公認管理委員会が一元的に管理するのが特徴で、現職も多くが予備選の対象となます。与党・共に民主党は、曺国・前法相の娘の不正入試疑惑を批判し、検察改革関連法案の採決で棄権したクム・テソプ議員が予備選で落選しました。

ときには党幹部や公認管理委員会(委員長)の方針によって予備選から排除(カットオフ)されます。重鎮になると험지 출마(厳しい選挙区からの出馬)を要請されることもあり、安泰の地盤を受け継いで選挙で楽勝を重ねる世襲議員はまず存在しません。黄教安代表は「政治一番地」と言われる鍾路選挙区で、李洛淵・前首相と激突することが確定しています。

このニュースだけ読むと、野党・未来統合党は朴槿恵前大統領に近い人たちが残っているのかと思いきや、そうではなく、光州事件を「光州暴動」と発言して物議を醸したパク・スンレ議員ら、ゴリゴリの親朴系も排除されています。

また、不死身の不死鳥피닉제(Phoenix+이인제)の異名を取る李仁済元議員も予備選から排除。

かと思いきや、キム・ヒョンオ公認管理委員長が突然、辞任を表明するなど、混乱の様相も呈しています。

洪準杓氏は3月16日に大邱から無所属で立候補することを表明。「狭量政治、無能政治をしながら、選挙の勝利より党内の競争相手を追い出すことばかりに汲々とする」と黄教安代表を猛批判しました。

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