孫石熙氏、JTBC「ニュースルーム」降板(ニュースde韓国語#095)

孫石熙(ソン・ソッキ)JTBC代表取締役社長が、自社のメインニュース「ニュースルーム」のアンカーから退く。これに所属記者たちはすぐに声明書を出し、反発している。孫社長の「ニュースルーム」降板が会社側の一方的な決定だったという理由だ。
손석희 JTBC 대표이사 사장이 자사 메인 뉴스인 ‘뉴스룸’ 앵커에서 물러난다. 이에 소속 기자들은 즉각 성명서를 내고 반발하고 있다. 손 사장의 ‘뉴스룸’ 하차가 사측의 일방적인 결정이었다는 이유다.
韓国記者協会JTBC支部会は12月23日午後、「JTBCの報道の原則を立て、これを守ってきたアンカーの突然の降板に反対する」と社内に声明書を貼った。同じ日にJTBC側が「『ニュースルーム』を6年4カ月の間率いてきた孫石熙アンカーは、アンカー職から退き、社長職のみ務めることにした」と明らかにした直後だ。
한국기자협회 JTBC지회는 23일 오후 “JTBC의 보도 원칙을 세우고, 이를 지켜온 앵커의 갑작스러운 하차에 반대한다”며 사내에 성명서를 붙였다. 앞서 같은날 JTBC 측이 ”‘뉴스룸’을 6년4개월 동안 이끌어왔던 손석희 앵커는 앵커직에서 물러나 대표이사직만 수행하기로 했다”고 밝힌 직후다.
支部会は「今回のアンカー降板は、報道局のメンバーが排除されたまま決定された」として「これに私たちは、報道の自律性の侵害を深刻に憂慮している」といい「私たちは、使用者側の責任ある説明を要求する」と強調した。
지회는 ”이번 앵커 하차는 보도국 구성원들이 배제된 채 결정됐다”며 ”이에 우리는 보도 자율성의 침해를 심각하게 우려한다”면서 ”우리는 사측의 책임 있는 설명을 요구한다”고 강조했다.
孫社長は、1984年にMBCアナウンサーになった後、2013年にJTBCに入社、「ニュースルーム」のメインアンカー兼JTBC報道・時事・教養部門社長を務めた。 孫社長が降板する「ニュースルーム」アンカーの後任にはソ・ボッキョン記者が指名された。他にも週末「ニュースルーム」と「政治部会議」の司会者が変わった。
사장은 1984년 MBC 아나운서가 된 후 2013년 JTBC에 입사, ‘뉴스룸’의 메인 앵커 겸 JTBC 보도·시사·교양부문 사장을 역임했다. 손 사장이 하차하는 ‘뉴스룸’ 앵커 후임으로는 서복현 기자가 낙점됐다. 이외에도 주말 ‘뉴스룸’ 및 ‘정치부회의’ 진행자가 바뀌었다.
JTBCは「アンカーの世代交代だけでなく、女性の単独アンカー体制などの変化があり、ニュース番組自体の改編も準備してきた」として「『ニュースルーム』の場合、今回の改編により、従来のニュースとは異なる流れと内容で勝負するという計画」だと明らかにした。しかし、所属記者たちはこれに納得できずにいる様子だ。
JTBC는 ”앵커들의 세대교체뿐만 아니라, 여성단독 앵커 체제 등의 변화가 있으며 뉴스 프로그램 자체에 대한 개편도 준비해왔다”며 ”‘뉴스룸’의 경우 이번 개편을 통해 기존의 뉴스와는 다른 흐름과 내용으로 승부하겠다는 계획”이라고 밝혔다. 그러나 소속 기자들은 이에 대해 납득하지 못하고 있는 모양새다.

原文:

ちょっと解説

孫石熙氏は1956年生まれ。もともとMBCアナウンサーで、韓国の民主化運動が激しかった1987年や、1988年のソウルオリンピックの時期を、看板番組「MBCニュースデスク」の週末担当アンカーとして報道に関わりました。

やがて1992年12月、政権の報道番組への介入や、労組幹部の左遷人事に抗議してMBC労組がストライキに突入し、武装警察が突入して鎮圧する事件が発生しますが、孫アナウンサーは首謀者と目されて逮捕されます。

留学を経て2000年代は主にMBCラジオに活躍の場を移し、朝の報道番組「視線集中」の司会を務めます。この頃から、与党の政治家に臆せずズバズバと切り込んでいく姿勢が人気を集めました。

大学教授を経て、2013年に総合編成放送局(ケーブルテレビ)JTBCが新設した報道担当社長職に就任。「JTBCニュース9」(現・JTBCニュースルーム)のメインアンカーとなり、2014年のセウォル号沈没事故や、2016年から始まる朴槿恵大統領の側近不正事件(崔順実が大統領の原稿を修正したタブレットPCが見つかったという特ダネ報道)などで、当時の朴槿恵政権を痛烈に批判したことから、存在感のある報道機関として名をはせることになります。

MBC時代の経歴や、サムスン系の中央日報が設立したJTBCを、保守政権を批判する報道機関として確立させた論調などから、文在寅政権に近い進歩系のスタンスと見なされていますが、選挙のたびに与野党問わず立候補のラブコールを受けています。本人はかたくなに固持していると伝えられています。

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