朴槿恵ヘアーのお騒がせ女性議員(ニュースde韓国語#063)

イ・オンジュ議員が4月23日、ファーストトラック合意案の追認に反発して、正しい未来党を離党した。 今後の進路についてイ議員は「私は、たとえ馬一匹でも新保守の道を切り開こうと思う」として、その具体的な方法として、「保守が力を合わせて文在寅の狂気じみた左派の暴走を阻止し、過去の保守の姿から脱皮して、国民に希望を与えられるよう、保守が新たに生まれ変わらなければならない」と述べた。事実上、自由韓国党入党を示唆したものだ。

이언주 의원이 23일, 패스트트랙 합의안 추인에 반발해 바른미래당을 탈당했다. 향후 진로에 대해 이 의원은 ”나는 단기필마로나마 신보수의 길을 개척하고자 한다”면서 그 구체적인 방법으로 ”보수가 힘을 합쳐 문재인의 광기 어린 좌파 폭주를 저지하고 과거 보수의 모습에서 탈피하여 국민에게 희망을 줄 수 있도록 보수가 새롭게 거듭나야 한다”고 말했다. 사실상 자유한국당 입당을 시사한 것이다.

そのうえでイ議員は「私は荒野に立つ一匹の野獣のような心情で、保守大統合と保守革新という国民の絶対的命令を追う」として「国民の皆さんの多くの声援をお願いしたい」と付け加えた。 イ・オンジュ議員は2017年4月、民主党を離党し、国民の党に入党した。今回の離党は2年ぶりだ。

그러면서 이 의원은 ”나는 광야에 선 한 마리 야수와 같은 심정으로, 보수대통합과 보수혁신이라는 국민의 절대적 명령을 쫓을 것”이라며 ”국민 여러분의 많은 성원 부탁드린다”고 덧붙였다. 이언주 의원은 지난 2017년 4월 민주당을 탈당해 국민의 당으로 입당했다. 이번 탈당은 2년 만이다.

原文:

ちょっと解説

コメント欄が大喜利状態に

この記事のFBコメントには964件のいいね!がついています。そのうちもっとも人気があったコメントが 엄마 얘 또 흙먹어. (「ママ、この子また土食べてる=変なことやってる」)でした。


 "나는 광야에 선 한 마리 야수와 같은 심정으로, 보수대통합과 보수혁신이라는 국민의 절대적 명령을 쫓을 것”(私は荒野に立つ一匹の野獣のような心情で、保守大統合と保守革新という国民の絶対的命令を追う)

今回の発言で話題になったのは、この部分。実は、いろんな有名なフレーズをつなぎ合わせています。

"광야에서"(荒野にて)は韓国フォークの名曲。トークで紹介した안치환ら、主に運動圏(民主化運動系の)歌手がよく歌っていますが、ここでは김광석でお聴き頂きましょう。


このサビの部分に、 "우리 어찌 가난 하리오/ 우리 어찌 주저 하리오/ 다시 서는 저 들판에서/ 움켜쥔 뜨거운 흙이여" (握りしめた熱い土よ)という歌詞があります。

冒頭で紹介したコメントは、この部分に引っかけているわけです。

ちなみに "야수와 같은 심정으로"(野獣のような心情で)は、朴正熙大統領を1979年に暗殺した金載圭・中央情報部長が、自身の裁判の最終陳述で、自由民主主義の回復と国民の犠牲を防ぐため「野獣の心情で維新の心臓を撃った」と述べた部分です。 

コメント欄は「野獣じゃないだろ、渡り鳥だろ」など、さながら大喜利状態になっています。

与野党が激しくぶつかった4月の国会

さて、まずは記事の背景事情から。

4月下旬から、与野党4党が選挙制度改革の公職選挙法改正案、高位公職者犯罪捜査処設置などの重要法案を、迅速処理案件(ファーストトラック、法案審査と本会議の審議日数に上限が設けられる)に指定することで合意。猛反対していた最大野党の自由韓国党が含まれていませんでした。大政党に不利な選挙制度のため、韓国党が猛反発。野党議員が座り込みや実力行使で法案提出を妨害しようとしました。法案の提出された議案課の扉を、バールやハンマーでこじ開けようとする場面が話題になりました。

結局、法案は提出され、国会の審理が始まったわけですが、この合意に反対するという名目で、イ・オンジュ議員が離党を表明したわけです。

ただ、離党と自由韓国党への合流はほぼ、既定路線とみられていました。その理由は、もともと民主党の国会議員だったイ・オンジュ議員が、ここへきて急速に保守への迎合路線を強めていたからです。

イ・オンジュ議員はどんな人?

ソウル大学卒の弁護士で、主に大企業の法務担当を渡り歩いてきたイ・オンジュ氏は、2012年の総選挙で民主統合党から初当選。当時の韓明淑代表が推進した支持基盤の開拓で、中道右派の女性として擁立されました。

しかし2017年に、民主党が文在寅氏を大統領候補に選出したことを批判して、安哲秀氏の「国民の党」に合流します。この年にストライキする非正規労働者を「狂った奴ら」と呼んで物議を醸すなど、そもそも発言の過激さがしばしば話題になる人でした。

転機は2018年10月にYouTubeチャンネルで「朴正熙のような方は歴代大統領の中で天才的だった」と発言したこと。まるで朴槿恵・前大統領の若い頃のような髪形に変え、太極旗を振り回してデモをする年配層のハートを一気にわしづかみにします。 

この年はイエメンから済州島へ難民が大挙押し寄せて話題になった年でしたが、イ・オンジュ氏は「自国民第一主義」を掲げ、難民や不法滞在者、良心的兵役拒否に反対すると述べ「外国人労働者に自国民と同じ最低賃金を与える必要があるのか。自国民を保護する必要がある」などと主張、一気に「保守の戦士」というあだ名で呼ばれていきます。

国民の党はセヌリ党から分かれた劉承旼の「正しい政党」と合併して「正しい未来党」になりますが、2大政党の間に埋没して存在感を示せない同党の孫鶴圭代表を「つまらない(찌질하다)」などと批判したことで党員資格停止の懲戒処分になっていました。そもそもイ・オンジュさん、国会議員で2期当選したのは孫鶴圭氏の地盤だった選挙区でしたが…

離党後、無所属で既に自由韓国党の行事に参加するなど、入党は時間の問題とみられています。そんなイ・オンジュ議員を自由韓国党は歓迎していますが、すでに「渡り鳥」(철새)と呼ばれるようになり、冷たい視線も注がれています。

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